2026.06.13 開催ウェビナー|内容まとめ

AIネイティブ経営セミナー
The Harness で0円

広告費0円のまま、申し込み500名超を自動で集めた「常設の集客機械」。 その仕組みを工程ごとに分解し、無料ツール群・費用対効果・AI導入の原則までを一気に解き明かした2時間。 本ページはその内容を整理したまとめです。

登壇者:野田 修一 テーマ:AIネイティブ経営 / The Harness 形式:オンラインウェビナー(約2時間)
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セミナー集客にかけた広告費
500名超
参加表明フォームへの申し込み
8,000人超
流入元タグ付きの顧客リスト
CHAPTER 01 | からくりの分解

広告費0円で500名を集めた「常設の機械」

このセミナーへの集客そのものが実例。参加者自身が通ってきた動線を、工程ごとに「答え合わせ」しながら見せた。ポイントは——これはキャンペーンではなく、寝ている間も回り続ける常設の仕組みだということ。

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入り口:発信 → 無料特典 → LINE登録(流入元タグ付き)

X・YouTubeでAIについてほぼ毎日発信。そこに無料の道具・特典という受け皿を置き、欲しい人が自然にLINE登録する。「どの投稿から来た誰か」までタグが付き、現在8,000人超のデータが蓄積。蛇口は常に開きっぱなしで、今回のために集客したわけではない。

集客を「イベント」でなく「仕組み」にすると、寝ている間も積み上がる
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参加表明フォーム → 自動タグ付け → 自動リマインド

リストに参加表明フォームを送り、500人以上が回答。日程・聞きたいことに応じて自動でタグが付き、前日・当日のリマインドも自動配信。野田さんがやったのは「いつもの感じで配信して、リンクも計測できるようにして」と伝えただけ。AIがタグから配信対象を絞り込み、計測リンクを発行し、本人の文体で下書きを作成。

一度も管理画面を開いていない — 道具がAIから操作できれば誰でもできる
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承認ゲート:AIには全権限を渡さない

AIは暴走しうるので、配信文は「できました、確認してください」と通知が飛び、人が「いいよ」と承認してから動く設計。便利さと安全を両立させる肝。

消えたのは「デザイン費」ではなく「摩擦」— やりたいのに止まっていたことが、その日のうちに形になる
CHAPTER 02 | 道具の正体

仕組みを支える「The Harness」— 全部、無料

かつてLINE配信ツールに月100万円近く課金していた野田さんの不満は3つ。「月額が重い」「データが閉じている(解約したら顧客データが消える)」「AIから操作できず管理画面をポチポチさせられる」。だったら自分で作ろう、と生まれたのが The Harness。

LINEハーネス

月額数万円の配信ツールの代替

ステップ配信・タグ管理・流入計測・フォーム・リッチメニュー・自動応答。有料ツールの機能がほぼそのまま、すべてAI経由・日本語の一言で動く。

IGハーネス

Instagram自動DMの無料版

「欲しい」とコメントしたらDMが届く。LINE友だち追加とも連携し、どの投稿から来た誰かまで判明。InstagramユーザーIDまで取得可能。

Xハーネス

リプライ起点の配布導線

「コメントしたら配布」をそのまま組める。X経由の流入も同じ台帳に紐づく。

本質は「ツール代0円」ではない

3つの道具はすべて同じ顧客台帳につながる。インスタで集めてLINEで売る王道動線が、投稿単位まで丸ごと自動で完結。導入はターミナルに1行(npx create-line-harness)、デプロイ先はCloudflareで無料。やり方が分からなければ「これセットアップして」とAIに渡せばAIが進める。月数万円が0円になるのは序の口で、本当の価値は配信業務そのものがAIに渡せる仕事になること、そして顧客データを自分で持てること

有料SaaS=賃貸/オープンソース=持ち家

有料ツール(賃貸)

SaaS / 月額課金
  • 家賃を払い続ける(毎月引き落とし)
  • 勝手にリフォームできない
  • 解約したら顧客データが消える=人質
  • AIから操作できず管理画面で手作業

The Harness(持ち家)

オープンソース / 0円
  • 家賃ゼロ・資産として残る
  • 改造し放題(AIに頼めば本家更新も衝突せず取り込める)
  • 顧客台帳=事業の心臓を自分の手元に
  • 背番号制度で複数アカウントの同一人物を自動統合
CHAPTER 03 | 現実に動いている実例

道具を組み合わせると、何が起きるか

自分の業種に近いものを一つ見つけてほしい——という前提で紹介された実例。業種が違っても「お客様を集めてリストを作る」という根っこは共通。

整骨院
新規が1日1名 → 2名へ

IGハーネス×LINEハーネスを接続。インスタ投稿へのコメント・自動DMからLINE予約まで一気通貫。

クリニック
事務員2人分の仕事が消える

LINEハーネスと電子カルテを連携。患者が毎回問診を書き直す必要がなくなり、転記専任の人件費がごっそり削減。

営業代行(大学の後輩)
構築代行そのものを商品化

「年間100万円以上浮く・顧客データも手元に残る」を切り口に受注。初期20〜50万円が相場感。

米・Phia(参考:世界最先端)
従業員0・創業者1人で巨額調達

創業者の口癖は「雇わずに組む」。インフラもAIも他社と組み、誰も雇わない構造。天才の話ではなく“構造”の話。

CHAPTER 04 | 利益に直結する試算

「どこまで任せるか」で手残りはこう変わる

前提は社員10〜30人規模。メール・資料作り・調査・議事録など、AIに任せられる定型作業の分を、時給3,500円で控えめに見積もった試算。

① 1業務だけ
1日2時間 / 月40時間
20万円
月あたり手残り
③ 部署丸ごと
1日8時間 / ほぼ社員1人分
90万円
月あたり手残り
標準ケース:効果 月60万円 − コスト 月10万円(AI・サーバー代を多めに見積もり) = 手残り 月50万円

リターンは3方向から同時に生まれる

人件費の削減(人を増やさず業務が回る・残業が減る)/ ② 機会損失の回収(外注費を理由に放置していた改善・販売を取り戻す=最も見落とされがち)/ ③ 空いた時間で売上拡大(本業の一番おいしいところに集中)。やらないことは、毎月確実に利益を捨てているのと同じ。

CHAPTER 05 | 成功と失敗の分かれ道

同じツールでも、伸びる会社と沈む会社がある

MITの2025年調査では、AI投資で期待リターンを出せた企業はわずか約5%。残りはAIがダメなのではなく「設計せずツールを入れただけで満足し、現場に根付かせられなかった」。分かれ道は“設計”にある。

便利そうな所から始めない

売上に一番近い定型業務から着手する。便利さ起点はほぼ失敗する。

小さく1業務から回す

「いきなり全部」も「どうせ無理」も両極端。まず1業務でプラスを作る。

「消す・送る・払う」は必ず人の承認を挟む

プロンプトの「送る前に確認してね」は“お願い”であって命令ではない。AIはできることはやってしまう。安全はルールでなく構造(鍵・権限分離)で守る。

権限を物理的に分ける

全自動にせず、危険な操作の前に必ず人間の許可ゲートを置く。

段階的に純度を上げる

土台づくり → 主要業務へのAIエージェント実装 → AIネイティブ度を高め続ける。

⚠ 事故も正直に共有

野田さん自身、AIが知らぬ間に作った配信プログラムで約2,000件の誤配信を経験。海外ではAIエージェントが15〜20万件の顧客リストに謎のクーポンを送った事件も。だからこそ承認ゲートが要る。セキュリティ不安を持てる人こそ、ちゃんと設計すれば失敗しない。

CHAPTER 06 | 配れないもの

道具は配れる。でも「会社ごとの答え」は配れない

どの業務から・どの順番で・どこにAIを置くか——逆算の設計図は会社ごとに違う。それを一緒に作り、社内のメンバーとAIが自分たちで回せる状態まで持っていく。実装代行ではなく「根付かせるパートナー」。

AIネイティブ化のための経営顧問

= 御社にAIの参謀が一人つく
STEP 01

AI経営診断

どこに人手がかかり、どこで利益を取りこぼし、どの業務がAIに乗せやすいかを数値化。今が100点満点で何点かが見える。

STEP 02

専用ロードマップ

12〜24ヶ月後の経営目標から逆算し、「今月・来月はここ」という作戦地図を引く。

STEP 03

毎月の伴走

地図のどこまで来たかを毎月確認し、ずれたら修正。進化の速いAIに最短で乗り続ける。

本来 月60万円 月30万円 先着10社限定

年払いは2ヶ月分おまけで年間300万円(実質 月25万円)/ 最低継続:月払い6ヶ月・年払い1年。 含まれるもの:AI経営診断・2年分ロードマップ・毎月の伴走MTG・24時間チャット相談・最新AI情報の翻訳と共有。 11社目以降は本来価格の月60万円。応募=契約ではなく審査(出口はQRコードからの応募フォーム1つ)。

Q & A | 当日の質疑から

参加者からのリアルな質問と回答

なぜ他社は有料なのに、無料で提供できるの?
本来無料であるべきものを有料にして売っているのが有料SaaS。The Harnessは“名刺代わり”として広く配り、標準を取りに行く戦略。独り占めより、広く配って標準を取る方が結局いちばん強い。すでに1,138社超が導入を希望して連絡してきている。
セキュリティが不安。顧客情報をAIに渡して大丈夫?
正しい不安。善意(お願い)で守るのではなく構造で守る。「消す・送る・払う」は人の承認なしには実行できない仕組みにする。顧問では最初にここから手をつける。
うちの業種でも効く?最初は何から手をつける?
聞きどころが違うだけで、効かない業種は見たことがない。結局やることは集客=顧客リストづくり。便利そうな所からではなく、売上に一番近い定型業務を1つだけ。今日のワークで選んだものがおそらく正解。
1人でAI会社経営はどこまで可能?
可能。野田さん自身が社員ゼロで運営。まずはツール1本でよい。パイプラインを作り、入力を監視 → 作業を固定化 → レビューループ → お金・削除など重要操作だけ人間の許可、という形で回す。
メインのAIツールが数ヶ月で変わる。どう対応?
ツールを追うのではなく「やりたいこと」を固定し、その時いちばん速いものに乗り換える。インフラはCloudflareを長く重視(無料枠で大量配信できるよう分割送信などを工夫)。
顧問を取らなくても今日の内容は使っていい?
もちろん。道具は全部無料。今日の宿題は「ワークで選んだ1業務を、今夜AIに一度だけ投げてみる」こと。それだけで世界が変わる。続きを毎月一緒に回すのが顧問という“近道”。
WORK | 当日やった3つのワーク

自社版に落とし込む「3つのワーク」

セミナーで実際に手を動かしてもらった3つのワーク。これは普段の顧問で最初に行う「AI経営診断」の簡易版そのもの。今からでも30秒で始められます。

1

現在地を測る — 定型作業を「3つ」書く

スマホのメモでも紙でもOK。自社で一番時間を食っている定型作業を3つ書き出す(例:見積・請求/問い合わせ対応/資料づくり/日程・連絡の調整)。この3つが、今日この後ずっとあなた専用の“教材”になる。

書いた人だけ、今日の価値が10倍になる
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効きどころを決める — 浮く金額を計算する

書いた3つのうち、いちばん時間を食っているものを1つ選ぶ。それが月に何時間かかっているかをざっくり出し、時給3,500円(控えめな平均)を掛ける。それが、その業務をAIに任せたときに浮く金額の目安。

例:月40時間 → 約14万円/月80時間 → 約28万円(+空いた時間で売上も)
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逆算図を書く — 目的から道具まで降ろす

  1. 目的:売上目標を一つ決める(例:セミナー50人/新規予約 月20件/EC月商100万)
  2. 動線:お客様はどこから来てどこで買う?(例:Instagram→LINEで予約)
  3. 道具:その動線に必要な道具を書く(今日の3ツールでほぼ組める)
  4. :書けない・埋まらない箇所に印をつける
その“印”こそが、設計する場所。一緒に埋めていくのが伴走
SUMMARY | 今日の4つ

持ち帰ってほしい、大事な4つ

01

あなたの現在地

フォーム回答者の約61%が「AIを使っているのに稼げていない」。原因は道具ではなく“逆算”がないこと。

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500人集客のレシピ

X → LINE → フォーム → リマインドまで、広告費0円・無料の道具だけで組めることを実演で証明。

03

あなたの逆算図

目的 → 動線 → 道具へ降ろし、埋まらない箇所に印をつける。その印こそが“設計する場所”。

04

明日からの第一歩

選んだ1業務を今夜AIに投げる。先延ばしの1日にも値段(1日1〜3万円)がついている。